とってもかわいいお子さま向けの楽器『リズミックベビー』にまつわる誕生エピソードを、本人が紹介します。
長谷川朝子(REZA ART DSIGN)
スケッチを描く時からワクワクするリズミックベビー。
なぜってそれは、かわいい形を考える仕事だから。
転がるように走り回る子犬、見知らぬ国のどこかで佇むロバの子、
草原の中で見つけたえんどう豆などなど、時には物語を交えながら子供のように思いのままをどんどん描きます。
そして少し経ってからパッと見て、やっぱりかわいいと思う形を選んだら
次にその形をもう少し、整理した線にしていきます。
それにはちょっと大人目線が必要です。
並行してナカノさんからディレクションをいただき、
図面制作にいたる時にはキリッと大人気分で挑みます。
こんな風に子供から、大人までの気持ちを味わった後は、いよいよ
長くナカノさんの知育楽器を手がける木工職人さんの仕事が始まります。
先日友人からとても嬉しいメールをもらいました。
リズミックベビーを贈った方から頂いた、かわいい赤ちゃんとリズミックベビーのツーショットの写真付きメールです。
赤ちゃんもそのご両親もとても喜んでくださったという内容です。
「子供の気持ちで描いた形が赤ちゃんに伝わったのかしら?」
と思うと写真の赤ちゃんに「ありがとね」と思わず声をかけたくなります。